Gitで管理する
ブランチを切って作業する流れ
変更を安全に進めるための、ブランチ・コミット・プルリクエストの基本です。
Gitで開発するときは、main ブランチを直接いじらず、作業用のブランチで進める のが基本です。失敗しても main が壊れず、変更をまとめて見直せます。
基本の流れ
- 最新の
mainを取得する - 作業用のブランチを作る
- 変更して、こまめにコミットする
- GitHubに送る(push)
- プルリクエストを作って、見直して、
mainに取り込む
手順1: 最新の状態にする
git switch main
git pull
手順2: 作業用ブランチを作る
ブランチ名は、何をするかが分かる名前にします。
git switch -c feature/add-search
| 名前の例 | 用途 |
|---|---|
feature/〇〇 | 機能の追加 |
fix/〇〇 | 不具合の修正 |
docs/〇〇 | 文書の更新 |
手順3: 変更してコミットする
Claude Code に頼んだり、自分で編集したりしたあと、変更を確認します。
git status
git diff
| コマンド | 内容 |
|---|---|
git status | どのファイルが変わったか |
git diff | どこがどう変わったか(まだ記録していない変更) |
記録するファイルを選んで、コミットします。
git add src/search.js
git commit -m "検索ボックスを追加"
すべての変更をまとめて記録するなら git add . です。
コミットは「ひとまとまりの変更」ごとに、こまめに作ります。メッセージには、何をしたかを1行で書きます。Claude Code に「変更内容を確認して、メッセージを付けてコミットして」と頼むこともできます。
手順4: GitHubに送る
git push -u origin feature/add-search
手順5: プルリクエストを作る
gh を入れている場合は、コマンドで作れます。
gh pr create --title "検索ボックスを追加" --body "ヘッダーに検索ボックスを追加しました"
gh を使わない場合は、push したあとにGitHubのリポジトリを開くと、「Compare & pull request」ボタンが表示されます。
プルリクエストを見直して問題がなければ、GitHubの画面で Merge を押して、main に取り込みます。取り込んだあとは、手元の main を最新にします。
git switch main
git pull
Claude Code に任せる
次のように話しかけて、Gitの操作を任せることもできます。
変更したファイルを教えてください
feature/add-search というブランチを作って、変更をコミットして
最近のコミットを5件見せて
マージのコンフリクトを解消するのを手伝って
Claude Code に任せる場合も、git push や、プルリクエストのマージは、内容を確認してから許可してください。
間違えたとき
| 状況 | 対処 |
|---|---|
| コミット前の変更を、ファイルごと元に戻したい | git restore ファイル名(変更が消えます) |
git add を取り消したい | git restore --staged ファイル名 |
| 直前のコミットのメッセージを直したい | git commit --amend(pushする前だけ) |
| 変更を一時的に退避したい | git stash(戻すときは git stash pop) |
git restore ファイル名 は、まだコミットしていない変更を 元に戻せない形で消します。実行する前に、git diff で内容を確認してください。
確認する
- 作業用ブランチを作って、コミットできた
- GitHubにpushして、プルリクエストを作れた
-
mainに取り込んだあと、git pullで手元を更新できた