準備
Ubuntuの初期設定
パッケージを更新し、開発に必要な基本ツールと作業用フォルダを用意します。
Ubuntuを開発に使える状態に整えます。ここからのコマンドは、すべて WSL(Ubuntu)の中 で実行します。
Ubuntuを開く
次のどれかで、Ubuntuのターミナルを開きます。
- スタートメニューで「Ubuntu」を検索して起動する
- Windowsターミナルを開き、タブの
∨から「Ubuntu」を選ぶ - PowerShellで
wslと入力する
入力行が taro@laptop:~$ のようになっていれば、Ubuntuの中です。
パッケージを更新する
Ubuntuにあらかじめ入っているソフトを最新にします。最初のパスワード入力を求められたら、手順で決めたUbuntuのパスワードを入力します。
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
sudo は「管理者の権限で実行する」という意味です。パスワードを入力しても画面には何も表示されません。
基本ツールを入れる
開発でよく使うツールをまとめて入れます。
sudo apt install -y build-essential curl wget unzip ca-certificates
| ツール | 用途 |
|---|---|
build-essential | プログラムをビルドするための基本ツール |
curl / wget | インターネットからファイルを取得する(インストーラーで使います) |
unzip | zipファイルを展開する |
ca-certificates | 安全な通信(HTTPS)に必要な証明書 |
作業用フォルダを作る
プロジェクトをまとめて置くフォルダを作ります。
mkdir -p ~/projects
cd ~/projects
pwd
pwd で /home/ユーザー名/projects と表示されれば成功です。
プロジェクトは、この ~/projects の下に置きます。Windows側のフォルダ(/mnt/c/...)には置かないでください。理由は「WindowsとWSLの関係」のページにあります。
覚えておくと便利な操作
| やりたいこと | コマンド |
|---|---|
| いまいる場所を表示する | pwd |
| 中身を一覧表示する | ls(詳細は ls -la) |
| フォルダを移動する | cd フォルダ名 |
| ひとつ上へ戻る | cd .. |
| ホームフォルダへ戻る | cd ~ |
| エクスプローラーで開く | explorer.exe . |
| 画面をきれいにする | clear |
| 前のコマンドを呼び出す | キーボードの ↑ |
入力の途中で Tab キーを押すと、フォルダ名やファイル名を補完できます。
確認する
lsb_release -a
Distributor ID: Ubuntu と表示されれば、Ubuntuが動いています。